IoTで広がるサービス

IoTって何?実は日常生活の中出身近なこと

最近よく聞く言葉の中に、IoTという言葉がありますが、言葉は聞いたことがあっても意味は知らないという人も多いと思います。
でも実際には日常生活の中でIoTを体験しているという人もいるのです。

テレビ、エアコン等、生活の中では沢山の電化製品が利用されていますが、テレビなども今はインターネット接続し、アプリなど利用すればスマホからその日に録画しておきたい番組の予約などができるようになっています。
エアコンも、寒い・暑い部屋に帰宅するのではなく、家に到着する前にスマホでエアコンを操作し、帰宅した時には快適な温度となっているように操作できるのです。

こうした色々な物がインターネットにつながるという事を、IoTといいます。
Internet of Thingsの頭文字をとったもので、日本の場合、「モノのインターネット」とされることが多いようです。
つまり、身の回りにある日常的に利用するものがインターネットに接続できる状態、システムなどを指します。

パソコン、携帯、スマホ、タブレットなどの電子機器についてはインターネットにつながるのがすでに当然です。
IoTの場合、インターネットとほぼ関係ないと思われるテレビ、エアコンなどの機器がインターネットにつながることで、モノとモノが総合通信出来るようになることを表します。
遠隔操作に計測、制御などを可能にしたこのIoTは、この先、さらに様々なモノに利用されていくと考えられるのです。

例えばこんなにある身近なIoT

車に乗ってナビを活用される方もいますが、車のナビが更新されていないと道が全く違う事もあるので、スマホを利用する方も多いと思います。
そんな時、カーナビではなくスマホを車と接続し、道案内してもらう事もありますし、音楽をブルートゥースで聞くなど、スマートデバイスもIoTです。

各自動車メーカーが進めている自動運転システムがありますが、これもインターネットと機器、車が通信することで実現するIoTとなります。
自動運転システムを活用することによって走る、止まる、曲がる、車庫入れするなどの動きを自動的に行う事が出来るようになるといわれているのです。
こうして考えてみると、かなり多くのモノにIoT技術が利用されていて、実は私達も知らない間にこの技術を自然と利用しているといえます。

バスなどについても、停留所にあるQRコードからいつバスが来るか知る事が出来、農業の分野でも水やりや肥料をまくなどの作業が実は自動システムとなっている所もあります。
気が付かないだけで、色々な業界、分野にこの自動につながるという事が活用されていて、ただオートメーション化するのではなく、その先に世界は進化しているといえるのです。