人が行っている仕事が機械にとって変わられる時代
私達は普段の生活の中で、ほとんど意識をしないままに数多くの機械やシステムを使っています。
日常の家事一つとってみても、昔はホウキとちりとり、雑巾で全てこなさなければならなかったところ、今では掃除機やルンバなどのお掃除ロボットにおまかせをすることができるようになっています。
こうした機械技術の発展は人の手間を軽減してくれるとても便利なものではありますが、反面で「お掃除婦」「洗濯婦」「街灯点灯人」などといった人の仕事を奪ってしまったということにもなります。
この動きは技術が成熟期を迎えている現代でも変わらず、今後10~20年の間に全てなくなってしまうと予想される仕事がいくつかあります。
1番危険なのはブルーカラー職とホワイトカラー職
今後なくなる可能性がある職種というと、例えば工場内での作業や細かい手作業をする仕事を最初に思い浮かべてしまうところですが実はそれだけではありません。
そうしたブルーカラー業務と同様に消える可能性が高いとされているものに、医師や弁護士などのホワイトカラー職があります。
まずブルーカラー職というのは工場で組み立てをしたり、ベルトコンベアで流れてくる製品の品質管理をしたりというものがありますが、これらはロボットアームやセンサーの性能が高まればどんどん置き換わっていくことになるでしょう。
一方のホワイトカラー職ですがこれは「特殊な専門的な知識がある人だけが行うことができる業務」という位置づけになっています。
言い換えればその知識を機械的に導入することができればいちいち人に難しい知識を覚えさせる必要はないわけで、訴訟にしても病気の診断にしても全て機械の判断により行うことができるようになってしまいます。