新しいユーザーインターフェイス
ソニーの製品の特徴の1つとして、独特なユーザーインターフェイスがあります。
それは昔はウォークマンからはじまり、MP3プレイヤーであり、最近はプレイステーションVRが革新的なインターフェイスで登場しました。
新世代を先取りするインターフェイスであるために、それは驚きと共に不安で受け入れられることも多いです。
カメラ部門も強いソニーであり、スマートフォンに取り付けて撮影できる、レンズスタイルカメラも登場させています。
これによりスマートフォンをデジタル一眼レフカメラのように扱えるようにしています。
次世代インターフェイス開発
ソニーでは、開発の1つとして次世代インターフェイス開発を行っています。
カテゴリーや製品に縛られず、新しい領域で常に開発を行い、それはデザインはもちろん、内部のソフトウェア開発までに至り、一部門だけではなく、各部門が協力して行います。
1つのプロジェクトには、各部門から開発員が集まり、アイディアを出していき、その中から使えそうなアイディアを抽出し、デザインや方向性を見いだしていきます。
当然のことながら1つの部門では作り出すのは難しいので、開発にはチームワークも必要になってくるのです。
こうして出来上がる製品は、時には人のライフスタイルまでを変えます。
たとえば歩きながら音楽を聴けるウォークマンは、人のライフスタイルを大きく変化させ、日本のみならず世界中で販売された商品です。
ソニーではそんな生活を一変させるような、刺激的で新しいエンターテイメントを提供できるような、カテゴリーのインターフェイス開発を行っています。
使って楽しめるインターフェイス
インターフェイス開発は、重要なのは取扱説明書を読まなくてもすぐに商品を使うことが出来、お客様のやりたいことや、欲しい情報にすぐにアクセス出来るということであり、操作性や情報などを整理してビジュアル化します。
特にインターフェイスは、機能性のみならず、見た目でもかっこよく面白いというのが求められます。
機能性のある製品は、自然と見た目もよくなり、それは追求美とも言えます。
新しい分野の商品開発では、頭の中で考えるのではなく、まずは既存の製品を手に取り体験してから考えることもあります。
その製品の使いにくいところや、こうすれば面白くなるということを開発に取り込んでいくのです。
このようなひらめきが、インターフェイス開発をするには重要ともなります。
ただ開発を行うなら、何のために行うのか、何に取り組んでいるのかは具体的に考えておくようにしており、それがないと、お客様にとっては何に使うのかよくわからない製品が出来てしまいます。