信州大学で研究できる「繊維学部」と「物質循環学」とは

松本城

長野県にある国立大学といえば、信州大学。県内5つのキャンパスに人文学部、教育学部、経法学部、理学部、医学部、工学部、農学部、繊維学部の8学部があり、理系から文系まで幅広い学生を受け入れている大学のひとつです。
今回は、信州大学の特徴や校風、研究できる分野についてまとめました。将来、研究職を目指している方にぜひ参考にしていただきたいページです。

全国的にも珍しい学部がある

日本で唯一、信州大学にしかない「繊維学部」という学部があります。大きく分けると工学部に属しますが、工学部と農学部が合体してできたのが繊維学部です。
蚕の研究から生まれたこの繊維学部は、衣服に使う「繊維」について詳しくなれるだけでなく、先進繊維・感性工学といった最先端の繊維技術を学べるのが特徴。建築・電子・機械材料などの産業資材に関する分野を研究できる、れっきとした理系学部です。

知識を活かして新しい研究ができる

信州大学の理学部には「物質循環学」というコースがあります。物理学や化学、生物学、地学などのすべての基礎知識を生かして、新しい教育や研究分野の開拓を目指すコースです。
実際に見て触れて考えるフィールドワークの実習が多く、自然を感じながら研究を進めたい人におすすめです。

信州大学のキャンパス紹介

信州大学では「広域型キャンパス」を採用しており、長野県内に5つのキャンパスと付属学校園があります。1年生は、学部共通で松本キャンパスを利用します。
理学部や工学部などの理系学生も松本キャンパスがメインになることから、入学後、住むのであれば松本キャンパスの周辺がおすすめです。県外など遠方から移住する人向けの学生寮があるほか、キャンパス周辺には学生マンションなどもあります。

参考:信州大学(松本キャンパス)のための学生寮

研究の魅力を動画で発信


信州大学で行われているさまざまな研究は、公式YouTubeチャンネルで分かりやすく発信されています。「信州のファーストペンギン」がメインテーマになっており、新しい研究内容や成果の紹介が豊富です。信州大学で具体的にどんなことを研究できるか知りたい方は、公式YouTubeチャンネルを視聴してみると良いでしょう。

信州大学 理学部