画期的すぎるお箸、利用するだけで鉄、亜鉛を摂取できる?
色々な物が進化を遂げている世の中ですが、お箸についてこのほど、非常に画期的なものが開発されたと話題になっています。
今回開発されたのは、調味料に端を浸すと成分が徐々にとけだし、食事をするだけで手軽に栄養素を摂取できるという優れものです。
新潟の住幸という企業が開発したもので、このお箸には亜鉛、鉄などの栄養素が付着しており、調味料に浸すことでこの成分が溶け出し、簡単に栄養素を摂取できるという仕組みになっています。
この先、ドラッグストアなどで販売する為に、開発、製造提携先を探すようです。
健康の補助につながるこうした商品が早く販売されるようになれば、利用したいという人も多いと思います。
栄養を摂取できるお箸とは?
お箸の先、5cm位の部分が凸凹になっていて、木製、樹脂製等のお箸です。
塗装工程の最終段階で先端部分い亜鉛や鉄を箔状にして巻きつける、若しくは微粒子状にして付着させるという技術が利用されています。
このお箸に巻きつけられる、また付着させる亜鉛、鉄の量は1膳で約2グラムという量です。
お酢やお醤油など普段利用する調味料に端の先端部が浸されると自然と付着している亜鉛、鉄が溶け出します。
このお箸の分析については、県都食品環境分析センターによって行われており、その測定結果をみると亜鉛は1日3回の食事にこのお箸を利用し、5mgほどの摂取が見込めるという結果です。
鉄は女性にとって足りない栄養素
女性は鉄欠乏性貧血などになりやすく、貧血に悩む女性はかなり多いと思います。
病院に行くと鉄剤と呼ばれるお薬を処方されますが、便秘になりやすく飲みたくないという人も多いです。
すこしずつでも鉄をとろうと、わざわざ高価な鉄瓶を購入し、毎日お湯を沸かして飲むという女性もいます。
しかし、鉄瓶はかなり高価で重く、あまり使い勝手がいいという商品ではないので、結局お薬を飲むかサプリメントを毎回購入するしか手段がなかったのです。
この鉄分や亜鉛が簡単に摂取できるお箸が販売されるようになったら、鉄瓶の様に沸かしてお茶などを飲むときに利用しなくてもよくなります。
ただ食事の際に、このお箸を利用していれば鉄分の補給が出来るのですから、これは手軽で取り入れたいという人も多いはずです。
商品化がいつになるのかわかりませんが、ドラッグストアなどで販売されるようになれば、手軽なこのお箸はブームになるかもしれないとも思います。
商品化に向けてソフトウエア開発等も手掛けるといいますので、どういった形でこの魅力的なお箸が登場するか、楽しみという方も多いです。
お箸を利用するだけなので面倒くさがりの方にもおすすめの商品となります。